ぐうたら日本語教師の毒のある独り言

暇つぶしに日本語教師をしています。収益化を考えていないので、日本語教育の裏話や搾取されない生き方など、自由に書いています。

オンライン日本語教師 ~カフェトーク編①~

前回の記事にも書きましたが、コロナで日本語学校の仕事がなくなり、解雇される日本語教師が増えつつあります。

わたしも2ケ月だけオンライン日本語教師なるものを体験してみたのですが、全く稼げませんでした。

そこで、今回は、「オンライン日本語教師」について、書きたいと思います。

 

まず、どこでオンライン日本語教師をするか迷う人が多いと思います。有名どころは、カフェトーク、italki、Preplyなどでしょうか・・。

 

わたしは、日本の会社だから安心かなあと思い、カフェトークでオンライン日本語教師をすることにしました。

カフェトークは、italkiやPreplyと違い、講師登録が楽です。ビデオを作製する必要がありません。自己紹介文と授業内容を、写真と文を使ってプロフィールを作っていきます。

 

講師登録のプロフィールが完成すると、スカイプを使って、カフェトークの人と、直接面接があります。講師が設定した空いている日時に面接官が簡単な面接をします。面接は、世間話程度でした。私の時の面接官は外国の方でしたが、日本語で話すので安心してください。その面接が終わったら、いよいよ新しい講師として、カフェトークの講師一覧に表示されます。

ちなみに、カフェトークの仲介手数料は、40%です。つまり、1000円の授業をしたら、600円しかもらえないということです。

 

このカフェトークの面接で印象に残ったのが、「授業単価を下げないでください。もし授業料を下げるんだったら、クーポン(期間限定の割引券)を発行してください。」と強く言われたことです。面接官に理由を聞くと、「初めから安い価格で授業料を設定していると、あとで生徒が増えてきたときに値上げをしたら、せっかくついた生徒が離れて行ってしまうから」とのこと。

つまり、クーポン(期間限定の割引券)を使って、授業料を調整してね、という内容でした。

 

このときは「なるほど」と思ったのですが、この「クーポン」が後々やっかいなものとなっていくのです。